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セールス春秋Vol.9『尊敬される上司、バカにされる上司』①

2016/02/04
セールス春秋Vol.9『尊敬される上司、バカにされる上司』①


4月になると、新入社員のフレッシュな顔付きと活気で、にわかに社内が明るくなる。
社会に出てまだ何も分からないけれど、とりあえず元気一杯の彼らを見てそれに触発される先輩社員もいるのでは。
若者のパワーに影響されて活気づくのは大いに結構。しかし、「元気だけが取り柄です」で適用するのは最初の1年目だけ。
社歴が長いくせに、いつまでたっても取り柄が「元気」のみだったらそれは先輩として格好悪いだろうし、当然後輩である新入社員からも「あの人、勢いだけだからな〜」なんてバカにされるという結果になるだろう。

やはり、社歴が長くなればなるほど、必要になってくるのはまず<<経歴と知識>>だろうが、この二つは長いこと社会人をやっていると自然と身についてくるものである。そうではなくて、もっと後輩に「あの先輩なら尊敬できる」と思わせるような、先輩らしい行動・態度
が必要なのだ。これが足らないと新入社員は自分の姿と重ね合わせて「先輩と僕らと同じレベルなんだ」と勘違いし、
そのうち先輩・上司に対して尊敬の念など払わなくなる。
そうなる前に上司・先輩社員は、今までの自分を振り返りこれまで取っていた行動を見直そう。
一つ一つ分析していけば、おのずとこれからの自分がどんな風に振る舞っていけばいいのか分かるだろう。

そんな最悪の状態になるのを防ぐために、『尊敬される上司・バカにされる上司』として、どんな態度をとればいいのか、
どんな態度を謹むべきなのかまとめてみた。

 

■具体的な指導をしてくれる上司

新入社員が陥りがちな「どうやっていいのか、何をやっていいのか全く分からない」状態。
例えば、新入社員が営業から帰ってきて、その日何の結果もなかったとき、どのように指導するか。
「お前の声が小さかったんとちゃうか〜!」とか「言わなあかんこと言ってへんかったから違うんちゃうか」
などと、いまいち具体性に欠ける指導をしていないだろうか。
確かに、小さな声で言いたいことの半分も言えず門前払いをくらっている1年目の営業マンもいるかもしれないが、
声の大きさも営業トークもちゃんとやっている者はいる。
後者の様な後輩に対して具体的ではない指導は余計に彼らを悩ますこととなる。
ひとつひとつのクライアントに対してどんな営業をかけているのか、それに伴う問題点は一体何なのか、それに伴う問題点は一体なんなのか、その場その場に応じたセールストークを使っているかなど、一緒に分析し、具体的かつ後輩が納得するような指導をしてやることが必要なのだ。具体的な指導をしてくれる上司は後輩に安心感を与え、「この上司は僕のことをきちんと考えてくれているんだ」と信頼感を抱かせる。それが「尊敬」という2文字につながるのだ。

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