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オッサンのホンネVol.40『視点を変える』

2014/05/30
オッサンのホンネVol.40『視点を変える』


視点を変える

 

 

知恵を絞って工夫をこらせ

 

 

生 き馬の目を抜く広告業界で生き残るためには、通り一遍の表現を用いてはダメだ。魑魅魍魎たる競合相手を振り切って注目を浴びることは、結婚式に呼ばれた人 が、他の出席者たちの中でいかに目立とうとするかに等しい。なにしろみんな同じような黒い礼服にシルバーのネクタイ姿。その中で目立とうと思ったら、ひと 工夫もふた工夫もしなければならない。奇抜な服を着たり、奇声を発したりすれば確かに注目はされるが、目立てばいいというものではない。結婚式の出席者と しての常識はわきまえなければならない。

広告を出す際にもルールがある。そのルールにのっとったうえで、知恵を絞ってキャッチコピーやデザインを生み出さなければならない。並大抵の努力でできるものではない。

こういった努力は、広告業界だけの話ではない。他の業種の営業マンだって、みんな同じようなスーツに革靴姿で、同業他社がひしめく中、お客様に自社の商品を選んでもらう工夫を考えなければならない。

 

それでは、どうすれば他社を凌いで目立てるのだろうか。

たとえば、先日本屋大賞を受賞した作品についてはどうだろう。村上水軍そのものは昔から映画や小説の題材になっていたが、当主の娘にスポットを当てた、というところが新しく、世間をあっと言わせたわけだ。そして作者はこの作品に4年もの年月を要したそうだ。

従来のものでも視点を変えてみれば新しい商材になる。そして新しいものを生み出すには、何年もの訓練が必要だ。

若い人たちには、功を焦らず、日々研究を続けていってもらいたい。

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